« 突然だが、「音楽療法」はいかがわしい。 | トップページ | コンビニの闇 »

2006年4月29日 (土)

コンビニ問題が弾けるぞ!

コンビニが始まって二十年。店舗展開も飽和状態になり、売り上げも前年割れを続けている。オーナーの高齢化で廃業する店も増えているという。


それだけならまだいい。オーナーの自殺、自己破産が恐ろしい数になっている。そのうち社会問題になるだろう。


コンビニの本部の不正利得問題が噴出しそうだ。大手マスコミに大量に広告を出しているのでどこも批判記事を載せないが、コンビニ業界は相当狂っているようだ。


早い話、大量の廃棄食品も売り上げに加え、ロイヤリティを取り上げているとのこと。いくら大量の廃棄が出ても本部は痛くも痒くもない。店のオーナーが売れなかった分も負担するからだ。


こんな詐欺がまかり通っているとは。アメリカのセブン・イレブンは同様の不正経理が暴かれ、数年前に倒産している。その会社をセブンイレブンジャパンが買い取って、日本で暴利を貪っている。


このほかにも、ドンキホーテで64円で買えるカップ麺を、オーナーは100円で仕入れさせられるそうだ。差額36円は本部がピンハネしていると言うことだ。


以下、細かい話だがよく読んで義憤に震えてくれ。


外国特派員協会でコンビニ問題追及の記者会見 (平成17年9月26日)
差出人: 匿名
1日に全国で600万食が消費期限切れで捨てられているといわれるコンビニ弁当。
「モッタイナイ」 の最たるものだが、この捨てられるコンビニ弁当で儲けているのが、セブンイレブンやローソン、ファミリーマートなど、当のコンビニチェーン本部である。
 ふつう、商品が廃棄されればその分は損失になる。 各コンビニ店舗を経営しているFC加盟店ではたしかに損になるのだが、セブンイレブン本社などFC本部は、加盟店が弁当を廃棄処分すればするほど、また万引きなどで商品の品減りが出れば出るほど、利益があがるカラクリがある。
 このカラクリは東京高裁判決 (2月24日) でも認定されているが、マスコミではほとんど報じられていない。 大スポンサーで、しかも週刊誌の流通をおさえているコンビニは、マスコミにとって一つの聖域となっている。
 そこでコンビニ問題を追及している学識者が、9月27日 (火)、日本外国特派員協会 (東京・有楽町の電気ビル20階) で記者会見を開き、日本の腰抜けマスコミではなく海外のメディアに、コンビニ問題の現実を報告するという。
 コンビニ問題はいずれ大きな社会問題になる。

 参考までに上記カラクリをごくごく簡単に説明すると、こういうことだ。
コンビニ本部は、加盟店が得る 「粗利」 の約半分 (チェーンによってチャージ率は異なる) をロイヤリティとして徴収する。

「粗利」 とはいうまでもなく

 粗利 = 売上高 - 商品原価

のことである。
ところが、コンビニでいうところの粗利は次のように算出される。

 コンビニ粗利 = 売上高 - コンビニ商品原価   A式

そして、 「コンビニ商品原価」 とは何かというと、

 コンビニ商品原価 = 一般の商品原価 - (廃棄ロス原価 + 棚卸ロス原価)  B式

で表される。 ちなみに 「廃棄ロス原価」 とは廃棄処分された弁当などの商品の原価のことで、 「棚卸ロス原価」 とは万引きなどで品減りした分の商品原価のこと。 いずれも加盟店にとっては 「損失要因」 である。

で、A式とB式を総合すると次のようになる。

 コンビニ粗利 = 売上高 - {商品原価 - (廃棄ロス原価 + 棚卸ロス原価)}

カッコを外してみると、

 コンビニ粗利 = 売上高 - 商品原価 + 廃棄ロス原価 + 棚卸ロス原価

つまりコンビニ粗利は、廃棄ロスと棚卸ロスが多いほど増えるということが分かる。 当然、コンビニ粗利が増えれば増えるほど本部が徴収できるロイヤリティも増えるという寸法だ。
 で、加盟店はというと、実態以上に粗利を上げたことにされたあと、廃棄ロス、棚卸ロスを全額、営業経費として負担させられている。
 このカラクリに気づいた加盟店が、本部を相手に訴訟を起こすケースがこのところ急増しているわけだ。
 上記の東京高裁判決は、セブンイレブン本部がこのカラクリ (契約書を精読してもふつうの人は気づかない) をきちんと加盟店に理解させる努力をしていないとして、この捨てられた弁当と万引きされた商品原価でかさ上げされた粗利分にかかったロイヤリティをセブンイレブンの不当利得とみなし、総額2200万円を加盟店に返還せよという命令を下した (セブンイレブンは上告)。 
 加盟店を食いものにしてきたコンビニFC商法のビジネスモデルに司法がようやう異議を唱えたともいえる。
特派員協会での会見では、こうしたカラクリについて詳述されると思われる。

参考HP
日本外国特派員協会    http://www.fccj.or.jp/
東京高裁判決文       http://www2.ocn.ne.jp/~combini/hanketu.pdf
セブンイレブン元加盟店   http://litigation711.ameblo.jp/
http://www.rondan.co.jp/html/mail/0509/050926-10.html

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/9820499

この記事へのトラックバック一覧です: コンビニ問題が弾けるぞ!:

コメント

初めまして、ぶろんと申します。
 私もコンビニ経営者ですが、いくら販売期限切れの商品でも、まだ十分食べれるものを、捨てるのは非常に罪悪感を感じます。
 しかしコンビニ本部は、この廃棄チャージの計算式がある為に値下げ販売を認めません。
 現状、コンビニは絶対悪、存在悪と思われても仕方ありませんし、私自身も同罪です。

投稿 ぶろん | 2006年6月 6日 (火) 12時37分

コメントを書く