「アマデウス」神が愛でし者◇凡人と天才

「凡人」と「天才」。
この記事のタイトルで映画のシナリオのすべてを表してしまう。「神が愛でし者=アマデウス」が天才で、サリエリは俺たち凡百の代表というわけだ。
ワーナー・ホーム・ビデオ
アマデウス

とは言うものの、このサリエリ、当時の音楽エリートだ。まず生まれが違う。イタリア人だ。下品で粗野なドイツ語を話さない。正統的な音楽教育をうけ宮廷楽士に任用されている。名声も高い。何の不足もない一流の音楽家なのだ。実はサリエリは俺たち凡百とは天と地ほども違う。本当は。

だが映画を見ていると俺たち凡百はサリエリを自分に重ね合わせて見てしまう。天真爛漫なモーツァルト。ロバのような間抜けな顔。素っ頓狂な馬鹿笑い。ガキのような振る舞い。これがあの神童とうたわれマリー・アントワネットの前でチェンバロを弾いてご褒美をもらい褒められた天才なのか?

サリエリがモーツァルトの天才を悟る有名なシーンがある。コンスタンツェと戯れるモーツァルトをよそに、ふと譜面台に置かれたパート譜を見るサリエリ。

「<グラン・パルティータ>十三管楽器のためのセレナーデ」だ。二楽章アンダンテの冒頭。ホルンとバセット・ホルン(クラリネットの仲間)のくすんだシンコペーションで始まる。

字幕では「手風琴」と訳される言葉はアコーディオンだ。だがおそらくはライエルというドイツの吟遊詩人が使っていた鍵盤付きの、こすってならす弦楽器を意図していると思う。そのがーがーいう音から、ハーディ・ガーディとも言われる。大正琴のような弦楽器だ。音が連続することからオルガンのようでもある。「ハーディ・ガーディ」のニックネームをもつセレナーデもモーツァルトは書いている。

とにかく洗練された音ではない。ゆっくりで優美であるべきアンダンテ楽章がこんな間の抜けた音から始まるとは・・・。するとなんと!オーボエが・・・・・・!神よ!天から優美に舞い降りるみ使いのごとき旋律が!!この世の者とは思われない美しい響き!クラリネットがそれに答え・・・・。

天才だ・・・・。

サリエリの陶酔に見てる俺たち凡百も酔ってしまう。サリエリを狂言回しにモーツァルトの天才ぶりをいかんなく伝える素晴らしい場面だ。俺はこの場面のサリエリからそれを教えてもらった。

ドン・ジョバンニ冒頭の恐ろしい音響、交響曲25番のシンコペイションがメインテーマになって、父親との確執もストーリーの重要な軸になっているのだが、俺はそちらにはあまり興味がなかった。

前半の、コンスタンツェとの結婚記念に書いたハ短調ミサ。ザツツブルグのコロレード大司教に書くことを約束しつつ未完に終わった大ミサ曲。これがまた素晴らしい曲で、コンスタンツェが歌うために書かれたソプラノのソロ!一音一音に羽が生えて高みに舞い上がる。恋愛の陶酔に近い。もはやモーツァルトは宗教音楽に興味を失っているのだ。

結婚後、取り組む「フィガロ」。アルマビーバ伯爵の歌う「ペルドーネ、コンテッサ(許せよ、奥方)」の旋律がずっと流れる。オペラで成功を夢見たモーツァルトの会心作だ。

(この項続く)

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「宇宙戦争」 一宇宙人の視点から

2005-07-19 17:39:05

テーマ:(あ行)(う゛)

冒頭、ビルを真上から見る宇宙人目線のショットがあって、レイが操作する巨大クレーンに寄っていく。

後になって考えると、これは宇宙人がトライポッドを操作するのと同じだ。レイは、トライポッドのなかの宇宙人と同格だ。

俺は、レイがクレーンの操作が出来ることは、のちのち生きてくる、と思っていた。しかし、なにも生かされなかった、と感じていた。しかし、この映画は、 「あくまで一小市民のレイの視線から描かれている説」も出回った今、ふと気がついたのは、宇宙人たちもみんな一小市民だ、ということだ(笑)。

ティム・ロビンス小屋で、宇宙人たちが出てくる。目がきょとんとして、一瞬可愛い、と思える。自転車の車輪を触って驚いたり、ちっちゃいネタもぬかりなく入っている。

彼(?)らこそ、宇宙人の一市民だ。あれは、探索隊ではなく、昼休みにちょっと地上を覗いてみた連中なのだ。

それが証拠に、ボ工エエエエエエーーーーという音が聞こえたら、昼休みが終わったサラリーマンのように、帰って行ったではないか。

彼らも宇宙から任務で来たのだ。仕事を果たして帰らないと上司に文句を言われるのだ。でもその前に、気持ち悪くなってみんな倒れちゃったけどね。

最後の、トライポッドから出てくる、宇宙人が哀れっぽく、臭い芝居で息を引き取ったでしょ?あれが、小市民を表している・・・・・なんてね。

こんなネタ、いかがですか?
<<(C)俺だからね☆真似しないでね>>

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「宇宙戦争」 WAR OF THE WORLDS ティムが買ってくれたTIVO!

2005-07-12 08:50:53

テーマ:(あ行)(う゛)

「宇宙戦争」トリビアです。

小生意気レイチェルが、貧乏暮らしレイに、

「録画ディスク」ないの?ティムは私の部屋用の「録画ディスク」買ってくれた。

と言っているところ。for my room はよく聞きとれます。レイチェルのお気に入りは、ドクターなんとかっていう番組らしいのですが。番組名も聞き取ってきます。

違和感があった「録画ディスク」にあたるものがわかりました。

TIVOです!

知らなかった。だから、台詞が聞き取れなかった。今度確かめてきます。

(だから、録画ディスクは微妙に間違いですが、しかたないですね。アメリカ人にとっては「よしぎゅう」ぐらいポピュラーな言葉でも、日本人でTIVOがわかる人は少ないですよね。)

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「宇宙戦争」 WAR OF THE WORLD ホムス!!

2005-07-12 00:14:41

テーマ:(あ行)(う゛)

小生意気なレイチェルが、出前で取った食べ物。自然食品なんだって!

トムが、残っているチャパティのようなグレーの薄焼きを口に含み、情けない、老いぼれたような表情をする。あんな顔のトムは見たことがない。よっぽど、まずいらしい。

「なんだこれは?」 聞く、レイ。

「ホムス!」 あっさり答える、レイチェル。

「ホムスってなに?店の名前?流行ってる自然食品のチェーン?」 と、俺の心のつぶやき。

何げなくネットで見たら、ありました。ホムス! きっとこれでしょう。うまそう!まずそうだけど。

港湾労働者なら、食べるものは、ハンバーガー。T-ボーンステーキ。フレンチ・フライ。とにかくリッチな物を食わなくては身体が持たない。ピーナッツ・クリーム、ブルーベリーのジェリー。

「頼むなら、食い物を注文しろ!」 と、悪態をつく、レイ。

これでは、今どきの女の子にはもてません。とにかく健康第一だからね。家庭内マッチョがいかにダメダメか垣間見せてくれます。

トム・クルーズがやってもかっこ悪いんだから、俺のような、傲慢、断定口調は最悪です。もてるわけがありません。

それも覚悟で、敢えて言う!ガキは健康食品なんか食うな!!健康なうちに、なんでも好きな物をがつがつ食え!それがガキだ!!!餓鬼本来の姿だ!!!

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「宇宙戦争」 WAR OF THE WORLDS レイチェルはなぜうるさい?

2005-07-11 22:00:18

テーマ:(あ行)(う゛)

子供のいる家庭なら、レイチェルのパニック状態を理解できるだろう。泣き叫び、少し落ち着くと、「ママは?ママ、ママ、ママ、ママ」と言いつのる。

「どこに行くの?」「どうなるの?」「ロビーは?」困惑した父親は、「レイチェル、質問はするな。」というしかない。

車を運転しながら、自分もパニック状態にあるのに、耳元で叫ばれたらどれだけ苛立つことか。車での逃避行の心理描写はほとんと極限状態だ。車の走行と切迫する音楽。切れ目のない長回しの撮影。全てが追いつめられる父親の心理を正確に表現している。

A Family Value - ブッシュが世界中から嫌われようとも、アメリカの大統領でいられるのは、共和党支持層である、中西部、南部の保守層に「家族の価値」を訴え、支持されているからだ。

東部のインテリ、ジャーナリスト、ハリウッドの大部分のリベラル民主党支持層(マイケル・ムーアを筆頭に)も、同じように「A Family Value」を主張する。

家族の絆に対する憧れがそれだけ強いのもアメリカなのだ。現実はどうであれ。

レイチェルの鼻持ちならない小生意気さに苛立つ。母親そっくりの口調(おそらく)で、レイを責め、無理な注文を付ける。なにが、自然食品だ!あのトムの 顔。最高だ。ピーナツ アレルギーだって?知るか!そんなもの。子供は無邪気に物を食え!!俺もパンを投げつけ泣きたくなった。レイ、わかるぜ♪

レイチェルはとことん可愛げがない。地下室でも、ベッドじゃないと back pain が・・・。だって!生意気じゃないか。ダコタちゃんが可愛くない、というコメントも多かったが、こましゃっくれた苛立つ演技を最高にやってくれたからなの さ♪ダコタ・ファニング、すごい!

馬鹿な映画評論家(それもプロ)は、家庭を知らない。家庭を持っている者には、身につまされる場面も理解できていない。気持ち悪い映画フリークで、常識が ない人間が「映画評論」をしている。そんなもん、誰が読むか!普通の知性をもった人が、日常で感じるあれこれに思いをはせてみろ!フリーク評論家ども!! 自分のフリークぶりしか売り物に出来ない哀れな存在。素人以下のプロはもういらない!!!

俺が泣いたのは、レイが、「ブラームスの子守歌」も「お山の子守歌」も歌えず、仕方なしに、バイクをぶっ飛ばすような内容の歌を歌い「・・・俺の宝物」というところ。

二度目に見て、ここはこたえました。

情けない俺。でも、レイチェル、俺の宝。「I love you my baby」。。よかった、この場面。トム・クルーズ、どこまでも普通ですごく良かった。

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「宇宙戦争」 WAR OF THE WORLDS やっぱりいやだよ、ティム・ロビンス

2005-07-11 01:16:10

テーマ:(あ行)(う゛)

丁寧に一小市民が巻き込まれた災疫を描いていることに感心した。

ロンドンで列車に閉じこめられた人たちのイン タビューと重なる。巻き込まれた人たちは、全体を把握することなく、逃げまどうしかない。作品は、この視点から語られて、最後まで、少しのブレもない。

スピルバーグの最高傑作かもしれない。現代の「寓話」として、時代を代表する作品となるだろう。主人公と子供たちの関係も現代をリアルに反映している。このくらい屈折していないと、リアリティが出ない、ということだ

この映画をつまらないという人の意見はこうだ。

■主役が目的もなくただおろおろ逃げ回るだけ。
■トム・クルーズにはかっこわるい最下層の労働者は似合わない。
■ダメ 父親の役である。
■ダコタ・ファニングが、きゃーきゃー言ってうるさい。

金を取って原稿を書く人間の感想がこれである。何をか言わんや。

高校三年生の「ミヤ」さんの記事 を読むがよい。スピルバーグの意図をきっちり把握している。

プロの映像作家、斉藤新さんの記事 を読んでみてくれ。ミヤさんの把握したことが、映像技術の上ではっきり語られている。

映画評論に関して「プロ」と言われている人たちの質の低さを思う。

このblogの冒頭に掲げているとおり、みんな配給会社にへつらっている。二十世紀フォックスの、宣伝担当顧問、古澤とかいうじいさんにしっぽを振って、何も書けないんだろう。古澤に逆らえない分、古澤の担当した作品をけなすことで腹いせしている。

馬鹿なことだ。

「映画は曇りのない目で見るように」。俺の師匠の言葉だ。

なにごとも、下心あるところに良い物は生まれない。

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「宇宙戦争」 WAR OF THE WORLDS お父さんはパパか?

2005-07-01 21:59:03

テーマ:(あ行)(う゛) こわっ!怖いよ、これ。奴らが攻めてくる感じがどうにもいけません。逃れようがない。強いし。

ダコタ・ファニングが可愛くてしかたない。
     ダコタ1

巨大クレーンのオペレイター(労働者と言うことです)、トムクルーズは、ニュージャージーの低所得者居住地区に暮らしている。別れた妻は、息子のロビーと娘レイチェルを面会のために預けに来る。

このあたりのアメリカ人の家族観がわからないけれど。元の夫のところに、再婚相手と一緒に子供を連れて来るのは、普通なのか?まあ、普通なのだろう。

トム演じるレイは、子供たちからも疎んじられている。暮らし向きも良いとは言えない。男やもめの常で、部屋は汚く、満足に食べ物もない。新しい母親の夫、ティムは羽振りがいいらしい。
    宇宙
「ティムはなんでも買ってくれる!DVDレコーダーだって私の部屋に買ってくれて、ドクターなんとかを録画して見るんだ」とかなんとか、レイチェルは小生意気だ。

アメリカ人の子供は、父親をなんと呼ぶか?Daddy、Papa。そのほかに、ファースト・ネイムで呼ぶ。ティムとか、レイとか、マイクとか。

知人のアメリカ人の子供で、小学生の女の子が、俺に抱きつき、マイクと同じ匂いがする、と言った。マイクは父親の名前だ。日本語ではこのような表現はないだろう。

日本語独特のシステムとして、その場の一番小さい子供を中心に、そこにいる人たちの呼び名を、子供から見た家族の呼称で呼ぶことがある。しかもその子供の一人称を呼びかけに使う。

子供とその母親とおばあちゃんがいて、おばあちゃんが「ぼく、おかあさんと手をつないでごらん」と言っても全く違和感はないだろう。

「おかあさん」というのは、この場合自分の娘のことだ。娘である母親も、自分の母親を「おばあちゃん」と呼んでも、母親は怒らない。子供から見た人間関係で呼び合っても不思議に思わないのが日本語だ。

英語では、妻が自分の夫を直接「おとうさん」と呼ぶことはありえない。子供を前にして、「あなたのおとうさん」と言ったり、娘の名前をつけて、「レイチェ ルの父親」、と言うように使う以外、妻が夫を「おとうさん」とは呼びかけない。常に自分から見た人間関係が意識されているからだ。

だから、男にとって子供から「おとうさん」と呼ばれることは大事なことだ。子供が「Daddy」と呼んでいるのに、字幕が「パパ」となっているのは不思議だった。日本語で「おとうさん」という、いい言葉があるのに。(戸田先生の字幕でした・・・)

主人公は絶対死なない、というドラマツゥルギーが徹底していて、恐ろしいシーンの連続も、大丈夫、大丈夫と思いながら見た。とにかく怖いんだよ、奴ら。
      宇宙2
「アナコンダ」「ジュラシック・パーク」「タイタニック」「ポセイドン・アドベンチャー」「キングコング」「エイリアン」の怖い場面が全部出てくる。笑っちゃうくらい怖いのでそのつもりで。

それでも一番怖かったのは群衆だ。たくさんの人間。これくらい怖いものはない。衆愚が恐怖に駆られ暴徒と化す。それが怖いのです。

(この項↓↓↓↓↓下に続く)

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「宇宙戦争」 WAR OF THE WORLDS いやだよ、ティム・ロビンス

2005-07-01 21:55:47

テーマ:(あ行)(う゛)

「ミスティック・リバー」で、受けたトラウマをそのまま引きずって「宇宙戦争」にご出演のティム・ロビンス。

役名が、オギルビー。おお、アイリッシュ ネイムではないですか!やっぱり。あの東ボストンのアイリッシュ居住区を離れられない人のようだ。とにかく怪しい。この人が出ただけで、やばい感じになる。
       ティム
おい!ダコタちゃんに手を出すな!トムも映画の中で怒っている。見所の一つです。

人間はやっぱり恐ろしい、ということも学ぶ。このあたりは一緒に行った子供さんには目隠しをしておくといいかもしれません。できれば、なにか歌でも歌わせて。レイが解決してくれます。

予告編で好きだったのは、遠くの空が光っている、閑静な住宅地。たくさん人が出てきて、空を眺めている。と、いきなりドカンドカン!ああいうファンタジックな場面がたくさんあって、好きでした。空から衣類がひらひら降ってくる幻想的な場面(怖いんだけど!)も美しかった。
       宇宙
美しい夜景に、見るも厭わしい(ちょっとファニーな)三本足の奴らがあらわれる場面も良かった。函館の夜景に重ね合わせると風情がある。富山湾の名産「ホタルイカ」(あ、言っちゃった!!)も思い出した。あれ、うまいですね。刺身、薫製、ボイル、煮付け、なんでもいい。
       宇宙3
あんなすごい奴らがどうやって地球を侵略しようとしたのか。最後には、どうやってダコタちゃんは助かることになるのか、じっくり見届けて欲しい。

ちゃんと、モーガン・フリーマンがいい声で語ってくれます。神に感謝しました。地球は素晴らしい!人類はなんて特別なんだろう!!(これは本心で言っております)

ゴージャスな娯楽作。ぜひご覧ください。期待は裏切られません。おすすめ!!

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「アンダー サスピション」 最悪劣情映画

2005-05-21 08:30:43

テーマ:(あ行)(う゛)

大物俳優たちが重厚な演技をするからと言って、こんなひどい映画を放っておけるか!!

旅先のテレビで、しかも途中から吹き替えで見たのだが、この映画を放送すること自体、犯罪だ。

「冤罪」ものに入るのかも知れないが、犯罪の内容を見せ物にすることで犯罪同様の映画だ。

すべての事件事故犯罪報道は娯楽だ。

殺人者の顔を見たい、殺された無惨な死体を見たい、強姦された女の顔を見たい。

汚らしい欲望を、「犯罪事件報道」を見ることで、一定の充足を得る。犯罪小説などの存在理由もここにある。

はっきり言おう。

この映画は、劣情に媚びている。犯罪内容、展開すべてが不愉快きわまりない。見る価値なし。一般のテレビで放送することは犯罪行為だ。不見識を糺したい。

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「インタビュー ウィズ ヴァンパイア」 キルスティン!! 

2005-06-15 19:10:09

テーマ:(あ行)(う゛)

ヴァンパイアはあからさまに性に結びついている。女の真っ白な肌に牙を突き立て、血を啜る。どれだけ美しく、恐ろしく、エロティックに表現するかが見所だ。

血に飢えて、ふらふらのトム・クルーズ。やせ細って顔色は pale。姿は優雅で美しい。トムが楽しげに演じている。

ブラッド・ピットの長髪も美しい。ふらふらさまよって、キルスティン・ダンスト演じる少女をヴァンパイアの餌食にする。
  ダンスト1 ksdst
キルスティン・ダンスト。ヴァンパイアになったキルスティンの演技はすごい!見る価値がある。

スパイダーマンの彼女だ。「エターナルサンシャイン」にも出ていた。親しみを感じる容姿がアメリカで人気のようだ。映画界のアイドル。

この子可愛い。今年のアカデミー賞のレッドカーペットで、黒のドレスに身を包みまばゆいばかりだった。
    ダンスト4 ダンスト6
子役時代の演技を見て、いまの人気もよく理解できた。

映画は後半、ヴァンパイアがたくさん出てきてからはぐずぐずになって、おやおやだが、トムもブラッドもからまずに、うまく女の全裸が見られるようになっている。サービスだ。

嬉々としてヴァンパイアを演じるトム、シリアスに演じるブラッド、怖いキルスティンの演技が見もの。

見て損はない。面白かった。

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