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「ブラック・ダリア」を見に行った。

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久々に美貌の女子(師匠・写真参照)と映画を見に行った。スカーレット・ヨハンソンを見るためだ。師匠も俺もスカーレットがお気に入り。

映画はブライアン・デ・パルマ様式。終わり近くにあの名作「キャリー」同様の手法が見られてぎょっとした(笑)

俺はエルロイの小説が好きだ。ホプキンスものと呼ばれる警官小説が好きだが、「ホワイト・ジャズ」「LAコンフィデンシャル」「ブラックダリア」などのLAものも好きだ。

エルロイの文体は重く暗い。錯綜する出来事に流されつつ懸命に踏みとどまる主人公の一人称独白体が印象に残る。起こる事件はどこにも救いがなく、登場人物すべてが嫌な奴だ。現実世界の醜さに苛立ち自分自身の傲慢さに嫌気がさし、疲れ果てている者にとって、このような汚らしい人間しか出てこない小説は慰撫となる。やかましい説教を聞かされなくてすむからだ。

映画「ブラック・ダリア」もエルロイの文体そのままに重苦しい。デ・パルマのショッカー・ホラー描写が凄惨さを加える。何度も戦慄した。

「シン・シティ」のショシュ・ハートネットが美しい。俺がうっかり、スカーレットもあまりぱっとしないし、出てくるのはみんな嫌な奴だし、花がない映画だな、と口を滑らせたところ連れの女子は美しい眉をキッと上げ「ジョシュが花でしょ!」と一喝した。格好いい!師匠!!ジョシュ・ハートネットはいいです(心から・・)。

ヒラリー・スワンク演じる悪徳宅地造成成金の娘が最高に(?)嫌な女だ。ヒラリー・スワンクがあまりにうまいので、映画を見ているとヒラリーをどうしても殺したくなる。期待に応えてくれるかどうか、映画を見て確かめて欲しい。

スカーレットは正直柄にあっていない。可愛らしさがあまり出てこない。俺が好きなのは「アイランド」のカマトト・スカーレット。あれは可愛い。「ロスト・トランスレイション」の不安げなスカーレットもいい。この作品では過去のある重苦しい役(エルロイの登場人物全員がそのような役柄なのだが・・・)。背伸びしているようで痛々しい。

もっと痛々しいのは、現在、この映画の相手役ジョシュ・ハートネットとつき合っていると言うことだ。師匠によると「お似合いじゃない?」とのことだが、俺には、なんだかなあ、と感じる。スカーレットが偉くなりすぎている。貫禄つきすぎ。もっと消え入りそうで儚げなところが良かったのになあ。。。。。なんて言ってみても仕方のないこと。

「ブラック・ダリア」事件の本物の現場写真もネットすぐ見られる。俺が最初にこの事件に関連する写真を見て思ったのは殺された女が美しいこと。映画でも殺される女が出てくる最初の場面でハッとする。徐々にその女の人となりが明らかになるのだが、悲しい女だ。無惨に殺されるその女に感情移入はできないが。

厚みのある物語が映画を見る満足感を与えてくれた。俺にとって美貌の女子と見る映画はどんな作品であれ最高のひとときだ。(嫌味な締めで失礼。露悪趣味のエルロイに影響されたようだ。)

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