« 「のだめカンタービレ」テレビ版、ヒットの予感♪ | トップページ | 「のだめカンタービレ」テレビ版 下手くそなオケ »

「のだめカンタービレ」テレビ版 コメディエンヌ、上野樹里!

上野樹里の演技が素晴らしい。嫌みな演技にならず、コケっぷりもいい。色気を消しているところがいい。さっぱりしていて見ていて不快にならない。これは演 出もさることながら、上野樹里の演技がうまいせいだと思う。愛すべきコメディエンヌの誕生だ。本当は竹内結子なんかこっち方面でやってくれたらいいのに。 でも、あの人やっぱり演技が下手なのかも。(・・・な~んて、こんなところでいきなり斬ったりして・・・こめんね結子さん)

玉木宏の指揮姿が出てきた。ベートーヴェンの七番の序奏部で、基本の四拍子叩きが見られた。手を動かす練習をしている様子が見て取れる。なかなかサマになっている。ヴァイオリンの構えもいい。指板の左手ごしに顔が映るショットも決まっていた。よくやっているな、千秋さま。

ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタヘ長調「春」が面白かった。峰君の演奏は、野菜を中華包丁でザクザク刻むような八分音符。中華鍋におたまがぶち当たるようなアタック。しゃくりあげるような上向きのポルタメント。下手に弾くその下手さがうまい。

のだめと、走りまくり、転びまくりの息がぴったり合ったひどい演奏をするのに爆笑。よく音大のレッスン室街からあんな感じの演奏が聞こえてくるよ。演技の なかの「下手な演奏」が本当にただの下手くそだと、作り物としては面白くない。きちんと「下手」に出来ていないと笑えない。そのあたり、スタッフの真剣に 遊んでいる様子がわかり嬉しくなってくる。

千秋さまとの演奏で、中華包丁と中華鍋の演奏が、うっとりする音楽に変わっていく場面の素晴らしさ!感心したぜ。

ベートーヴェンのスプリング・ソナタは、峰君の言うとおり「青春の喜びと稲妻」だ。俺はこの曲に恋いこがれていた時期がある。中学生の頃だ。若き日の胸の高鳴りを思い起こす。この曲は実にいやらしい。悶々と思い悩む恋心をかき立てる。

千秋さまの「なにやってるんだろ、俺」という独白はまさに俺のものでもあった。周りは次々に世に出て行き、外国に留学し、コンクールで入賞し。。。。ひと り何事もなさず、なにも出来ずにとり残されていまここでこうしている。その焦燥感はあらゆる青春時代、学生生活に共通のものではないだろうか。

このドラマは俺の胸の奥の何かをかき立てる。個人的な思い入れなのだが、冷静に見られない。胸の奥がきゅんとうずいてくる。俺の青春の記憶がよみがえってくる。実に待ち遠しいドラマだ。

おまえら、見るな!俺だけ見る。俺だけ見て涙ぐむから。。。。見ないで。ほっといてくれ!!

|

« 「のだめカンタービレ」テレビ版、ヒットの予感♪ | トップページ | 「のだめカンタービレ」テレビ版 下手くそなオケ »

「テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/164307/12397187

この記事へのトラックバック一覧です: 「のだめカンタービレ」テレビ版 コメディエンヌ、上野樹里!:

« 「のだめカンタービレ」テレビ版、ヒットの予感♪ | トップページ | 「のだめカンタービレ」テレビ版 下手くそなオケ »