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「バースデイ・ガール」ニコールの演技力!

何の特徴もない平凡なイギリス人ジョー。銀行の窓口で10年真面目に勤め上げ金庫の鍵も預けられるようになった。申し分のない人物なのだが結婚しないまま来てしまった。ロシア人の花嫁を紹介するWEBサイトで一人のロシア女をオーダーするところからこの映画は始まる。

ジェネオン エンタテインメント
バースデイ・ガール

空港で迎えに行くと来たのはなんとニコール・キッドマン!!!!!俺だったら腰を抜かす。背が高くエキゾチックなメイクとあの顔立ち。ニコールはロシア語もさらったらしく実にそれらしい。本物のロシア人に見える。ナディアと名乗る。

ナディアは英語が話せない。紹介サイトでは英語が話せるってことだったのに!!ジョーは不満で「返品」したくて仕方がない。俺だったら全然かまわないのにね。だってニコールだよ!!

そのニコール、いやナディア、ジョーを徐々に誘惑しすっかり虜にさせてしまう。ジョーもナディアに惚れ込んで(そりゃそうだ、ニコールだもん)ロシア語の手紙を書くほどになる。

ここまでが発端。ここまではなんだかつまらない。ニコールが初々しくて綺麗なんですが。エロティックな場面もたっぷりある。全裸に近いニコールが見られる。ファンは必見!

映画が始まって30分ぐらい。ナディアが今日は誕生日だと言う。パーティをしよう、と答えるジョー。和やかな団欒に突如現れる男二人。ロシアから来たナディアの従兄と名乗る二人組だ。ここから意外な方向に物語は動いていく。サスペンス・タッチになる。ラブコメだと思っていたら犯罪物語なのだ。

主人公ジョーの味わう失望。ナディアの味わう荒廃。どちらも見ている者に共感を与える。この等身大の共感が後半の展開に大きく関わってくる。シナリオのうまさだ。

終盤は愛情の物語。最悪の状況に置かれるジョーとナディア。どう見ても接点のない二人がどのようにお互いを赦し受け入れていくか?ゴールは決まっている。脚本の腕の見せ所だ。シナリオはその難題をクリアしている。

それ以上にこの映画が成立するために重要なのはニコールの演技だ。常に美しく毅然としていながら、その場面にふさわしい最高の演技を見せる。俺はニコールの容姿が好きだが、それ以上に女優として演技の力が遺憾なく発揮されている。

むしろこの映画では容姿のハンディも見える。背が高く、エキゾチックで親しみを感じにくいきつい顔立ち。ニコールが両親から授かっただけの容姿に頼っていたらとっくに仕事を失っていただろう。ニコールの頭の良さ、女優としての根性が今の地位を保たせているのだ、と思った。

ニコール万歳!!

(映画はいまいち)

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