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Six Feet Under 第四回「家族」

2005-10-29 12:00:05

テーマ:TVドラマ

冒頭の音楽がいい。弦楽器のピチカートとピアノでポツン!ポツン!と打ち付けるような開始の音。棺桶の釘を打ち付ける音だろうか?緊迫感がある。

メロディを受け持つのが、おそらくコール・アングレ。イングリッシュ・ホルンだ。ソプラノ・サックスの音にも似ているが、サックスに較べ、鼻をつまんだようにこもったあの音はコール・アングレだろう。アマゾンのレビュー でこのドラマの雰囲気を「英国的」と書かれていたが、スコットランドやアイリッシュのバグ・パイプを連想させる音だ。

Six feet under 6ft4
草原に形のいい木が立っている。富良野のメルヒェンの世界ではない。厳しい人間の孤高を思わせる(・・・・なんちゃって!)。

そうやって始まる今回の「家族」。家業を兄弟二人が協力して継続することに決めたが、ライヴァルの葬儀社が、フィッシャー&サンズ葬儀社の目の前に安い火葬場を作る。嫌がらせだ。

これだけでなんとなく笑うでしょ?これがコンビニ業界でもいいのだが、タブー視される「死」や「葬儀」を扱うから、とたんに平凡な業界物語も、突っ込みどころがたくさん出てくる。

今回のスペシャルは、「メキシコ人」。冒頭で死んでしまう若いメキシコ人を巡って葬儀ドラマが始まる。俺たちもそうだが、ヒスパニックだとメキシコもプエルトリコもわからない。でも、アメリカで白人にキムチをわたされて「アジアの故郷が懐かしいでしょ?」なんて言われたらむっとするでしょう。見かけは、支那朝鮮日本同じだからね。白人と見ると「アメリカから来たんでしょ?」と言われるクロアチア人とかいろいろなパターンが考えられる。

ま、そんなに大げさな話ではない。ちょっとそこが面白かったので書き留めておく。

一番下の妹がいつも弾けていて、犯罪の容疑をかけられる。最後に真相がわかるのだが、そのあたりの家族のやりとりが面白い。

次男のゲイの友達との仲違いと仲直りがあったりして。次男が堂々と自分の性癖を受け入れていくこともテーマなのだが、俺にはちょっと。偏見の固まりです。ゲイに関してはコンサヴァティヴなので。

映像ギャグがふんだんに入っていて笑った。笑うと同時に葬儀というものはあのようなものだな、と思ってしんみりもする。

いい味わいのドラマです。

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