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「マルホランド・ドライブ」 謎の男たち

2005-07-30 19:05:08

テーマ:Mulholland Dr.

ゴージャス美女は忍び込んだ部屋で眠っている。

イヤフォーンとマイクをつけた業界の黒幕然とした男。妖怪じみたその男はカーテンのあるスタジオのような部屋で無言でいる。後ろ姿の男が電話をする。髭の口元。妖怪に話しているらしい。シャンデリアのある古めかしい建物の中にいる。その話が終わるとすぐ別のところに電話をかける。
    黒幕
壁掛け型の黄色い電話が鳴る。腕しか見えない男が一言話し、また他のところに電話をかける。ここで面白いのは、1をダイヤルをする替わりに、フックをがちゃがちゃやることだ。昔のアナログ電話はそうだった。117や177をかけるとき、ダイヤルを回さず、フックを、がちゃ77、がちゃがちゃ7とやらなかっただろうか?俺はそうやって架けていたので懐かしかった

呼び出した先は、赤いランプシェードの下にある電話機。吸い殻のたくさん入った灰皿が置いてある。すべてが意味ありげで、謎は深まる。ゴージャス美女のことを探しているようだ。

輝く笑顔でLA空港に降り立つナオミ・ワッツ。機内で親しくなった老夫婦と別れを惜しんでいる。「スクリーンで会えるのを楽しみにしているわ」。ナオミ・ワッツは女優になるためにこの町に来たのだ。老父婦は幸福そうにサンセット大通りをタクシーで走っていく。期待に胸一杯のナオミ・ワッツ(理由があって役名で書かない)。タクシーの運転手も親切ですべてがうまくいきそうな予感がする。

サンセット大通りの椰子の木が、山の上にある大きな「HOLLYWOOD」のサインにオーバーラップする。

美しい豪華アパートに降り立つナオミ・ワッツ。幸せの絶頂のような表情をしている。日差しに美しく輝くブロンド。ナオミ・ワッツは若々しく美しい。叔母の計らいでこの家に滞在するのだ。手はずはすべて整っている。

大家のココ。ハリウッドの大物ベテラン女優が演じる。大きな粒でできた長いネックレスをかけ、派手な身なりは印象に残る。俺は日本人であのような女性を一人だけ知っている。高齢だが、港区の外国人向け超高級マンションのオーナーだ。その人は、本当に大きな財布を手が白くなるほど握りしめていた。ココのように親切ではなく、猜疑心が強いようだった。その女性の部屋を思い出した。
      ann3
夢見心地で部屋を見て回るナオミ・ワッツ。すべてが美しく整えられ、豪華な作りになっている。歩き回っていると、黒のバッグとドレス、ハイヒールが脱ぎ捨ててある。バスルームの前だ。ドアを開け中にはいると・・・・。

(この項続く)

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