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上島竜平のコメディアン根性。

2006-01-03 02:44:08

テーマ:演芸・芸人

ダチョウ倶楽部の上島竜平。

しどろもどろで芸なんかない。熱いおでんを顔に押しつけられ「熱い!」と本気で飛び退く芸風(?)。

ピエロだ。

俺は上島竜平が好きだ。上島先生、と呼んだりする。コメディアンとして優れているとか才能があるとか。。そんなことはどうでもいい。上島竜平は、馬鹿で駄目で能なし芸無しを自認して、どれだけ虚仮にされるかが勝負だ。

なぜ、俺は上島先生と呼ぶか。

あるラジオ番組で、上島竜平はこんなことを言った。

「俺は、何やっても駄目だけど、こんな駄目な俺が、あ、また上島、馬鹿やってるなあ、とホームレスに言われたら本望だ」。

ホームレスに、上島馬鹿だなあ、と笑われるようになりたい、と言う。この言葉を聞いて俺は上島竜平を先生、と呼ぶようになった。

ホームレスの駄目さは、現実世界で上島竜平が稼ぎ出す金のことを考えるとよくわかる。おまえらホームレスは上島竜平を笑える立場じゃない。いくらでもホームレスをなじることが出来る。

しかし、笑いというものは、現実世界で自分の愚かさのためにホームレスになり、さんざんきちんとした人たちから痛めつけられ、心を失なっている人にさえ、ほんの一瞬でも解放感を与えるのだ。

上島先生はそのことを言っている。

最近の「お笑い芸人」たちは、「女の子にもてたい」、から始まって、「とにかく有名になりたい」「金を稼ぎたい」と二言目には言うような連中ばかりだ。それはそれでいい。人一倍上島竜平もそう思っていることだろう。

上島先生の芸が素晴らしいとか、センスがあるとか。。そんあことはどうでもいい。面白いけど。笑うけど。

「ホームレスに、上島龍平、また馬鹿やってるなあ、と笑われたい」。

思いっきり志の「低い」上島竜平が好きだ。

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