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「ファンタスティック・フォー」 馬鹿とはさみは使いよう。

2005-09-21 18:52:15

テーマ:(は行)

特殊な能力を身につけた4人。
      ff
一人は「火の玉小僧」。とにかく、身体が炎に包まれ、超新星並みの高温に達することも出来る。空も飛べます。あー、理由は尋ねないでくれ。映画を見てね。この男の口の悪さが気に入った。いつもジョークばかり言う。他人を笑いものにしてもへっちゃらだ。遊び好きでモテモテ。目立ちたいだけのガキ!!

二人目は、「怪奇岩石男」。どう見ても不細工だ。怪力がある。つき合っていた彼女にも無惨に振られてしまう。火の玉小僧の元上司で、いつもからかわれるのはこの男。岩のように融通が利かない頑固者。見かけ通りの奴だ。いや、「物」かもしれない。自分の外見を受け入れることが出来ない。

三人目は「透明姉さん」。火の玉小僧のお姉さん。金や権力になびく、ヤな女で出てくる。髪型も金髪を巻き上げた操り人形っぽい感じ。このお姉さんがだんだん良くなってくるのです。俺、待望の「眼鏡っ子」場面もあり。唇がぶりぶりしていて可愛い。こんな姉さんに叱られてみたい。格好いい姉さん。

四人目は「ろくろっ手博士」。映画ではゴム人間ということですが、日本古来の「ろくろっ首」をリスペクトして、この呼び名に。この博士こそ、馬鹿なんだか頭がいいんだかわからない、煮え切らない野郎で、しょうがないんだ。

以上、我ら「ファンタスティック・フォー!あとは、事件をみんなで解決!!」という乗りの脳天気アクションではなかった。
      ff2
三代目三遊亭金馬の落語に「孝行糖」というのがある。長屋の与太郎。知能が劣っている。馬鹿だ。親孝行で殿様からご褒美の大金を頂いた。でも馬鹿だから使い道がわからない。長屋のみんなが世話をしてやって「孝行糖」と名付けた飴を売らせて名物になるという話。「商いは馬鹿になれ、と言うが、あいつは本当の馬鹿だ。うまくいかないわけがない」。落語の台詞です。

そのなかに、面倒見のいい人が出てくる。この人は、どんな人でも使い道があって、必ず仕事をさせてみせます、という御仁。いくらなんでも、中気で手がぶるぶる震えるじいさんは使えないだろう、と水を向けると、「工事現場へ連れてって、砂ァふるわせやした。」と得意気だ。

こいつら、「ファンタスティック・フォー」は、みんな、うっすらと馬鹿だ。自分の能力をどう生かしていいかわからない。映画は、正確に言うと「ファンタスティック・フォー+ワン」だ。もう一人、強力な人物が出てきます。その人物との戦いが後半の見所になる。この人物は、うっすらと馬鹿な「ファンタスティック・フォー」のひとりひとりを巧妙な罠にかけて、消滅させようとする。この男は馬鹿ではない。悪役が馬鹿な映画はだいたいつまらない。

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]

どうやって、こいつを倒すのか。長屋の世話役に来てもらわなくてはならない。なにせ「ファンタスティック・フォー」の4人は、自分の能力の使い道がわかっていないからだ。だが、最後の戦いでやっとその使い方がわかる。チームワーク良く、自分たちの敵に立ち向かっていく。「馬鹿とはさみは使いよう」という格言が思い浮かんだ。

コミックをそのまま映画にした面白さ、可笑しさ。ジョークも笑えます。透明姉さんは「ダーク。エンジェル」の主演、ジェシカ・アルバ。可愛いよね。
       ff3
映画見ている間、なにも考えなかった。リラックスできました。おすすめ。期待以上に面白い。「フォーガットン」より普通に楽しむことができる。キワモノ・マニア以外にも大推薦。疲れていて、なんかぶっ飛んだ映画でも見るか、という気分だったのでいい選択だった。

おまえら!見ろ!!!

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