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「ウィスキー」 ウルグアイの無愛想なコメディ

2005-05-16 20:48:03
テーマ:(あ行)(う゛)

深読みして通ぶるのもいいが、俺は表面だけを見る。この映画はむしろ深い内容の映画だとは思えない。無愛想なコメディだ。あまり笑えない。苦みの入りすぎた、リコリス ミントのキャンディーのよう。

「親愛」の情を示さないことがどれだけ冷たく見えるか、意地悪に描かれている。

主人公はそれほど悪いことをしているわけではないのだが、とても「酷薄」な人間に見える。頑迷固陋であることがいけないと言われたらその通りなのだが。

こんな映画 を見るのは物好きとしか言えない。マイナー好み、通っぽい感じを求めて見に行った。

主人公の頑迷固陋の中年男は、靴下を造る町工場の経営者。細々と仕事を続けている。その工場に長く勤める、孤独の陰が濃い中年女がヒロインだ。

疎遠にしていたブラジルで成功した弟が訪ねてくる。弟の手前、結婚しているフリをしたい主人公は仕事上の付き合いしかない中年女に、数日間だけ妻の振りをしてくれることを依頼する。

中年女には特技がある。一人でいて退屈なので出来るようになった特技なのだが、孤独な生い立ちを表していて面白い。

主人公は、弟の手前見栄を張っただけで、まったく女に関心を払わない。女は、冷たく扱われ惨めな気持ちになる。羽振りのいい弟は調子よく女と親しくなるのだが・・・。

タイトルの「ウィスキー」というのは、日本語で「一足す一は?」「チーズ!」と言うのと同じ写真の時の決まり文句。爆笑したい人はその場面で大笑いしてください。その場面はとても可笑しい。唯一声を出して笑えます。

人が見そうもない映画を見て、このブログにに自慢げに書く、という目的が果たされて満足。

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コメント

■TBありがとう

ウィスキー、気になっていた映画です。
おもしろそうですね。
飲兵衛 (2005-05-16 22:15:02)

■TBありがとうございました。

「親愛」の情をしめさないこと・・
そうですね。そういうことだったのか~!私はてっきりあまりの孤独さに人間的感情がなくなっていたのかなあ・・?なんて思っていました~。でもいろいろ考えさせられた映画でした。
Pamon (2005-05-17 00:07:38)

■はじめまして

これ観ました。
TBさせていただきます。
cinema-radio (2005-05-26 16:22:08)

■ユーモアセンス

コメント&TB失礼します。笑いどころは人それぞれですね。僕はそこかしこで吹き出しました。ラストは悲しかったですが。
現象 (2005-06-21 14:55:09)

投稿: コメント | 2006年2月13日 (月) 13時53分

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