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「FORGOTTEN」 意外と哲学

2005-06-16 23:22:32

テーマ:(は行)

記憶がなくなるということはどのようなことだろう?脳の一部に記憶に対応する物質があるのだろうか?記憶を人為で消すことが出来るのだろうか?

もしも記憶を消すビジネスがあったら、という発想ひとつで、切ないラブストーリィを見せてくれた、映画「エターナルサンシャイン」。

この「FORGOTTEN」のテーマは、記憶についての「思考実験」だ。

ジュリアン・ムーアは相変わらずの主婦っぷり。愛する我が子を事故で失い、心の傷が癒えない。同じ事故で娘を亡くしたはずの隣人はそのことをすっかり忘れている。何かがおかしい。自分が妄想を抱いているのだろうか?

有り得ない。
forgotten1
ジュリアンには確かな信念がある。息子は生きている。秘密に近づくジュリアン。

突如、大音響とともに、この作品がシリアスではないことが判明する。
forgotten2
そこからは、気楽にびっくりしてください。ショッカームービーとコントとは同じものだと言うことが分かる。びっくりさせる「間」と、笑わせるタイミングは一緒なのだ。この映画の後半、びっくりする場面が出てくるが、俺はその度に大笑いした。そういう映画です。

ショッカーサスペンス/コントとしてはうまくできている、と賛辞を与えよう。

「思考実験」と書いた。記憶に関する実験だが、映画の中でも実験する「何者」かがでてくる。作品冒頭から、「何者」視線で地上が俯瞰されている。ここで気づくべきなのだ。「何者」が「何様」であるか。
forgotten3
「何者」にも断ち切ることの出来ない「絆」についての、「ちょっといい話」が終わりについて、めでたしめでたし。子供が見ても、死ぬ人はいないし、女の裸(!)もありません。音でびっくりするかも(^^)

物好きは見るべし。

大スクリーンで見る、びっくりシーンは忘れられないものとなるだろう。さんざん、ネタに出来るぞ!映画全体は退屈だが、我慢して見る価値はおおあり。

常識ある一般の方には勧めない。見て怒っても俺のせいではない。

俺のようなマニア向け。

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コメント

■初めまして

TBありがとうございます。
結構、ぶった斬ってらっしゃいますね(笑)
私は、自分の好きな映画をけなされるとむかつく人なので(笑)私もあんまり強く作品をけなすことはないんですけど…でもやっぱり好みは別れるところなので、映画館には一人で行きます。喧嘩になる可能性が高いので…。
でも、「FORGOTTEN」はまぁ、“嫌いではない”くらいですからね。確かに、いきなり大音量で人がぶっ飛ぶのは心臓に悪かったですけど。。全体のストーリーとしては、、でしたね。
YOU (2005-06-17 03:01:55)

■評判が

すこぶる悪い映画ですね(笑)
マニア向け・・・
そう書かれると見たくなるw(笑)
アメブロリニュに伴い、ブログ離れしなきゃならない三日間。
見ようかな(笑)
mogu (2005-06-17 09:23:47)

投稿: コメント | 2006年2月14日 (火) 13時44分

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受信: 2006年2月19日 (日) 21時29分

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