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「annie hall」  会話の面白さ

2005-05-10 17:55:56

テーマ:(あ行)(う゛)

冒頭の「私を会員として認めるような会には決して入りたくない」という、グルーチョ・マルクスのジョーク。

なるほど、と感じられるかどうかが、この作品に対する評価の分かれ目。

屈折した感情だ。自分のことが大好きなのに大嫌い。そんな感じだろうか。

俺はまったくそのような人間だ。だからこの映画が面白くてたまらない。

自分のことをしゃべりまくるAlvyと俺が重なる。Alvyが不快に思うことと俺が不快に感じることが似ている。俺も神経症だ。

いい場面、可笑しい場面はいっぱいあるのだが、Annie とAlvyの出会いの場面に心が動く。

「Hi,・・ Hi,・・・・ hi.!」 もじもじ。「・・・・・・Well, bye.」

Annie の手つきを真似してみたりする。あの場面のドキドキ感がとても新鮮でした。

Annieが「眠れなくなる病気・・・あのなんとかいう・・・」と話している。見ている俺も、答えるAlvyと全く同時に、「ナルコレプシー!!」と叫ぶ。演出に隙がない。

可笑しくて、でもほろりとする苦みも入っている。短くさらっと描いているのも良かった。見終わってすぐもう一度はじめから見たくなった。

見ろ!てめーら!!

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「映画(あ行)(う゛行)」カテゴリの記事

コメント

この映画大好きです。ウディ・アレンの映画に思い入れの強いものが何本かありますが、これもその一つで、冒頭の小学校のシーンがとっても可笑しい。誰も同意してくれないんんですが・・(汗)

私も自分大好きで大嫌いです。あ、大は付かないかしら(笑)自己嫌悪なんてしょっちゅうです。でもすぐ「前向き」に考え直します。

「生まれ変わってもまた私がいいな。」と思える私はかなりの幸せ者だと思います。

投稿: うてな | 2006年2月11日 (土) 23時57分

ウディ・アレン、面白いよね。言葉のギャグがふんだんに入っていて頭が疲れるほど。知恵熱が出ちゃう。食事の場面で、言葉と思っていることがまったく違っているところとか、可笑しくてたまらない。ほんとうにあの通りだもんね。醒めた人間観察と、甘ったれた自己憐憫が同居しているような。嫌いだけど好き。アンヴィバレンツというのでしょうか・・。人間の本当のところを描いているのでいいのだと思います。

コメントありがとう!!

投稿: 映画侍 | 2006年2月13日 (月) 06時53分

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