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「アラモ」 The Alamo テキサスの空と大地。

2005-06-02 17:02:20
テーマ:(あ行)(う゛)

スペイン仕込みの華麗な軍服に身を包むサンタアナは迫力がある。血も涙もない憎々しい姿に目を見張る。敵役はこうでなくてはならない。

ヨーロッパの伝統と、ゼロから文化を作り出すアメリカとの対比が服装からも見て取れる。

忠実に再現されたサン・アントーニオの街とアラモ。巨大なセット。それよりも見るベきは、果てしなく広がる空と大地。俺もフォートワース郊外でつくづくと見た。

作品はアメリカの歴史のひとこまを冷静に描いている。ネイティブアメリカンを殺し、家ごと焼き払うアメリカ人のことが描かれている。サンタアナの無慈悲な行いが描かれている。普通の人間が互いに殺しあい、歴史となる。そのことが描かれている。

登場人物や地名に思い入れがなければ、見ても意味がわからない。しかしそれは作品のせいではない。

この作品をくだらない国威発揚映画と切り捨るblogを散見する。俺は敢えて言う。それはおまえらが作品を読む能力がないだけだ。

国威発揚だからくだらない、と言うのは間違っている。山ほどくだらない国威発揚映画はある。だから国威発揚は全てくだらない、というのは推論の誤りだ。

良いものは良い。当然のことだ。

この作品の抑えた語り口が好きだ。少年ダヒデが巨人ゴリアテにいどむような、デイビークロケット像がいい。

ウ゛ァイオリンの音は遠くまで届くものです。楽器の構造が拡声器になっています。戦場で、敵も味方も聞き入った、というのも、あながち虚構と言えません。ま、虚構でしょうが(笑)

アメリカをきちんと知るためにこの作品は必見。

おまえら、絶対に見ろ!!!!

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