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「美しき諍い女」を(なかなか最後まで)見られなくて

テーマ:(あ行)(う゛)
画家の仕事をじっと見るだけの映画。実に楽しい。

子供の頃、祖父の仕事場でじっと仕事を見ていたことをありありと思いだした。忘れていたというか、普段あまり意識いていないことだ。俺の祖父は職人だ。木屑にまみれて一心にものを作る。今はもうこの世にはいない。

俺の中にその職人の凝り性が受け継がれている。あの仕事場の臭い。刃物を研ぐ砥石と水の臭い。木の香り。

職人は自分の能力を落とさないために「練習」をする。練習とは言わないが、様々なものを絶えず作ってみる。やらないでいると技術が鈍るのだ。画家も同じ。

美大の友人がいて、ポーズをとるモデルのことや、お互いが絵のモデルになる話を聞く。絵を書く様々な事柄がこの映画の中でそのまま描かれていく。絵画のような映画だ。

裸のモデルでいることの苦しさ。同じ姿勢をじっと維持する辛さ。裸でいることの羞恥心。描く方も羞恥を感じる。はじめて裸のモデルを見たときには驚くという。そうだろう。俺は絵は素人だから裸のモデルを見たことがない。

モデルになる女性に感情移入してしまう。まわりに対しては、嫌々やっている素振りだが、自分の心は定まっていて、いそいそとモデルをするために画家の元に出かけていく。好奇心と・・・・・・なんだろう、ナルシズムかな?自分の存在や美しさに対する。

画家とモデルの葛藤がある。画家の若い頃の話やモデルとの関係が少ない会話を通して描かれる。

いやー面白い。でもまだまだ先は長い。じっくりゆっくり見ます。

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