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「私の頭の中の消しゴム」ソン・イェジンの生々しさ。

2005-10-26 01:25:59

テーマ:(わ行)

美男美女の恋愛メロドラマ。美しいヒロインが不治の病で記憶を失っていく。「肉体の死より先に精神の死を迎える」と医師から宣告される。愛する人の顔も名前も、自分の名前も日常のあらゆることも。「すべて忘れてしまったら心もなくなる」。


肉体は美しいまま、すべての記憶を失って死を迎える。なんと残酷なことだろう。ヒロイン、キム・スジンは苦悩する。キム・スジンを愛するまわりの人々も苦しむ。その葛藤が涙をさそう。

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ヒロイン役のソン・イェジンは美人だ。日本人の俺が見て安心できる顔だ。ジェシカ・ビールのようにいくつも思いこみのフィルターをかけなくても自然にその美貌を堪能できる。日本や支那、朝鮮の昔ながらの美人女優を煮詰めたような顔をしている。整っているのだが個性に乏しく俺はどうも萌えない。(うてなさ~ん♪)

足の微妙なラインが実に生々しい。ふくらはぎのかたち、足の指、ふともものいい感じの丸さ。長すぎず、細すぎず。エロいです。


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この映画はソウルにいる韓国人女子大生のガールフレンドから教えてもらった。すごくいいから見て!と言う。その子と話を合わせたくて見に行った。韓国の女子大生の間でかなり話題にになったという。


ヒロインの父親は大きな建設会社の社長。キム・スジンは育ちのいいお嬢さんだ。おっちょこちょいなところがあるが、おとなしく優しく可愛い。俺にとっては「ぶりっこ」すぎてつまらない女に見えるが。男は建築家を目指すワイルドな男。マッチョです。その二人が出会い、いくつか問題を乗り越えて幸せな結婚をする。


女の子を口説く手口がいくつか盛り込まれていて参考になった。女子もキム・スジンの手口を学ぶといい。ラブコメ調の展開が続く。なかなかロマンチックです。「お姫様抱っこ」が決め手。

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ヒロインのわまりやビルの上でカメラをぐるぐる回すのはやめて欲しい。俺は三半規管が弱いので酔ってしまう。古くさいプロモ・ビデオみたいな手法だ。カメラが回らないときは、キム・スジンが回っているのに笑ったけど。。。もうひとつ。大事な出会いの場面でコーラを飲むのだがその演出がいただけない。「百年の恋もさめる」。ソフィア・コッポラだったらこんなことは絶対にしない。文化の違いを感じる。最後にも同じ状況が現れ、まさか、と思ってはらはらした。


余談だが、韓国では結婚しても姓が変わらない。また同姓の相手とは結婚しない。これには細かいことがいろいろある。普通、キム同士、パク同士は結婚しないのだが、同じキムでもどこそこのキムなら問題ない、というように、名字の本籍地のようなものがある。韓国人に訪ねるとこのシステムについて詳しく説明してくれる。


仲良しの女の子同士では、なぜかフルネームで呼び合う。キム・スジンだったら、親しい友達は「キム・スジン!」と呼ぶ。映画では、夫が大事な場面でも、奥さんをフルネームの「キム・スジン!」と呼ぶ。面白い。


前半のやや退屈なラブ・ロマンスも徐々に悲しい方向に変わっていく。「ぶりっこ」演技が笑えないものになってくる。何もかも忘れてしまうことの実際が示される。新しい記憶から失われていくということが、どれだけまわりを傷つけるか。しかしそれは本人のせいではない。

記憶を失ってしだいに純化していく様子が切ない。様々な駆け引きや思惑などありえない。目の前のことにしか反応できない。終わり近く、病棟で出会う場面に泣かされる。


外出を許可され、初めて夫となる男と出会った店に行く。すべてが浄化された映像で寓話のようだ。そこで発せられるキム・スジンの言葉。俺は耐えきれず泣き崩れた。そうだよ、その通りだよ、と言いたかった。


見事に俺はこの映画の意図するところに乗せられた。期待に違わない泣かせの技術は大したものだ。大衆の娯楽は、笑って泣かせるのが王道だ。笑いの強烈さは少ないが、涙を絞られることは請け合う。どっぷりと浸りきって見てくれ。

ソン・イェジンの美貌を愛で、思い切り泣かされたら満足だ。気が散らないので劇場で見た方がいい。おまえら、見てくれ!!!泣け!!!

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コメント

■Pure Soul ~君が僕を忘れても~

数年前、永作博美主演でドラマでも取り扱った病気ですね。
あのドラマ、指の隙間からしか見れなかった。
とても心が痛むドラマでした。
きっと、この映画もそうなんだろうな・・・
映画侍さんの記事を拝見してるだけで切なくなりましたもの。
音楽は大島ミチルさんのカバー曲なんですね。
日本人にも馴染みやすい映画ってわけですね。

mogu (2005-10-27 10:07:22)
■わたしも

mogu さんに同じく、↑のドラマと永作博美を思い出していました。
自分自身、物忘れがひどくてよく冗談で「痴呆?」なんて言ってるけど、ほんとうの病気としての痴呆の哀しさがたまりませんでした。

ところで!! 侍さん、映画のあいうえお分類されましたね!
うれしいです。 お疲れ様でした。

有閑マダム (2005-10-27 11:09:58)
■見てきましたよ

そしてやっと記事UPしました。
TBさせてください♪

「消しゴムを見に行きます」と言った翌日に丁度この記事が上がっていたので何だかうれしくなりましたw
50音順分類、お疲れ様でした~!
沢山記事があるから大変だったでしょう?でも嬉しいな!

さいこ (2005-10-27 18:21:09)
■妄想ユニット、全員集合。

イリュージョン☆フォーが綺麗に揃いましたね!
永作博美さん、むき卵みたいな顔して可愛いですよね。ピュアっぽい感じがいいかも。テレビは見ないのでそのドラマ、見ていません。
映画のエンド・クレジットに日本テレビのドラマが原作だということが出ていました。

さいこさんもちょうど見られたとのこと。コーラの演出はいかがでしたか?あれ、あり得ないよね?

五十音分類、さいこさんのご希望に沿ったものです。さいこさんのためならすぐやっちゃう!!

みなさん、コメントありがとう!!

映画侍 (2005-10-27 19:35:37)
■コーラ…

もう、美男美女が台無し( ̄□ ̄;)!!
なコーラのシーン。。。
行く寸前に侍さんの記事を読んでいたので『こ、これかぁっ!』とぴーんときましたよ!
確かに百年の恋も…醒めなかったみたいですね(;-_-+

PureSoulが原作なんでしょうかね?
ちょっと見てみたい気もしますw

さいこ (2005-10-30 21:00:27)
■泣いた!

泣け!った言われるまでもなく、泣いた!(笑)
いい映画だ!
そして、前半の演出に当てられた!
そんな映画だ!
しかし良い!(笑)

nick_right (2005-11-10 20:07:45)
■泣きましたね(笑)

TB、コメントありがとうございます。
うまく乗せられましたね。自分の記事を外から読んでまた泣きました(笑)。どうしても(笑)を入れたくなります。
「冬ソナ」と同じでしょうね。はまりました。
あざとい設定で素直に泣けるのは幸せです。
現実社会はあまりに錯綜していて泣くに泣けないことばかり。
現実逃避侍です。

携帯侍 (2005-11-10 21:19:45)

投稿: コメント | 2006年3月 1日 (水) 19時01分

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監督:イ・ジェハン 出演:チョン・ウソン、ソン・イェジン (2005年/韓)  死よりも切ない別れがある 『泣くぞ!』と気合い入れすぎたのか、号泣まではいきませんでした。 でも『ここが泣かせどころなんだろうな…』とわかっていながらも泣いてしまう(... [続きを読む]

受信: 2006年2月 2日 (木) 23時45分

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