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「FOLLOWING」 才人 Christopher Nolan

2005-07-08 21:28:17

テーマ:(は行)

冒頭、箱に、写真、現金、小物などを丁寧に入れるのが見える。物語の鍵が詰まっている。モノクロも雰囲気を盛り上げる。
  following2 following
作家志望の怠惰な男。暇にまかせ、他人を付け回す。他人の生活を垣間見て、作品の取材をする、というのが言い訳だ。特に悪意はなかったのだが、ある男に感づかれ、思いもよらない状況に放り込まれる。

バットマン・ビギンズの監督、クリストファー・ノラン。「MEMENTO」の前の作品、「FOLLOWING」。

「The following is my explanation・・・・・」から始まる男の独白で話は進む。警察の取り調べの供述のようだ。「MEMENTO」ほどではないが、時系列が巧みに動かされ、サスペンスを生んでいる。

出来事自体は普通のことなのだが、時系列を組み替えることで先への興味がつながっていく。出てくる女優の顔立ち、雰囲気も白黒フィルムにぴったりだ。昔のフィルム・ノワールを思わせる。

following と言う言葉は、尾行する、あとに従う、追随する、真似するという意味がある。この物語でも、追跡する者だった主人公が、ある男の犯罪の「手口」を真似し、その犯罪に同伴し、後継することになる。

「手口」は、method だ。バットマンでも、この監督は、いままでの「手口」を使っているのだろうか?興味がある。ぜひ見に行って確かめたいと思う。

警察で供述している主人公は最後まで自分の状況がわかっていない。事件の全てを語り終えて、見ている俺にも事態が分かったのと同時に、男も自分の置かれている状況を正確に把握する。 この構成がうまい。

クライム・サスペンスの傑作だ。「MEMENTO」とともに見るべき作品だ。バットマン・ビギンズも見るが、この作品もいいぞ!!おまえら、見ろ!!!!
     NOLAN Christopher Nolan

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コメント

■これも・・・

メメントを観たあとに友人に勧められて観ました。
こちらは実はあまり記憶に残る作品ではなかったのですが、モノクロだったのが印象的でした。
・・・また観てみようかな~。
Bijou (2005-07-10 23:27:32)

投稿: コメント | 2006年1月30日 (月) 14時03分

侍さん、お引越し順調そうですね!
まだ招待もされていないのにどかどかとやってきたあつかましさお許しください。
さいこさんちにお邪魔して、ジェット・リーのトラバを開いたら、あれ?ジュード・ロウの位置がちがう?おっと、ココログ!
うれしくなってコメントしてしまいました!
わたし、メメントはむむ。。。といまひとつでしたが、こちらはよかった!
主人公の俳優さん雰囲気あっていいですね。
「バットマン・ビギンズ」未見なのでこれもみたいと思いました。
これからもよろしく!

投稿: しゅぺる&こぼる | 2006年1月30日 (月) 19時46分

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