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「アイ アム サム」(3)ミシェル・ファイファー!

テーマ:(あ行)(う゛)

敏腕弁護士、ミシェル・ファイファー。

「The age of innocence」 で、貫禄の貴族の出戻り婦人役を演じ、ウィノナしか目に入らない俺には印象が薄かったが、この弁護士はいい。金に汚く(おそらく)、上昇志向があって、能力も並はずれているのだろう。相当の見栄っ張りでもある。日常で子供とのこと、夫とのことも抱え込み混乱の極みだ。

この演技、最高ですね。見事にかっこいいし。こんないいキャラが出てくるあたり、この作品はあなどれない。「ザ・ビートルズ」についての蘊蓄は、サムの特殊能力として描かれている。

この弁護士、サムの弁護の依頼を「ええかっこしい」で引き受けることになる。無理なくいい感じで巻き込まれていく。演出がうまい。ミシェル・ファイファーのキャラ設定が生きている。

サムの仲間の障碍者たち。ややステレオ・タイプだ。サムが、Big Boy で騒いでしまう場面がある。なんらかの知的障碍者は大変なことの方が多い。映画のことだけ異常に詳しい、というような、役に立ってほほえましく、無害な障碍者というのは都合が良すぎる。本当はね。でも映画だから。社会に問題を問いかける訳じゃないから・・・・・。

サムはルーシーの親権を主張するための裁判を起こそうというわけだ。そのための証人がいない。仲間たちは障碍によって証言できるほどの雄弁さがない。唯一の大学出のインテリは外出恐怖症のアーニー。

インテリのアーニーは、証言の依頼のため訪ねていくと、バッハをピアノで弾いている。俺の大好きな、バッハのカンタータ第208番「狩りのカンタータ」 BWV208、第9曲「羊は安らかに草をはみ」のピアノアレンジ版だ。ブゾーニの編曲だろうか?ややテンポをルバート気味にする甘い感じのバッハ。

なかなかしっかり作ってある映画だ。ここまで見た。

さて。

アメリカ映画おなじみの法廷場面。陪審員に弁護士が語りかけ、さてみなさん、というわけだ。このトライアルはどうなるだろう?ミシェル・ファイファーはうまくやってくれるのだろうか?興味は尽きません。

役人の慇懃無礼な感じが良く出ているね。「ミスター・ドーソン、言ってることがわかりますね?」だって。理解できないのがわかっていて専門用語をぶつけたり。もったいぶってるよな。日本でも同じだろうな。

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